五代目・円生「死神」まくら・・(神仏)

昔はこの額に押されると極楽浄土を保証してくれる御印文(ごいんもん)なってものがありました。

いまのお札よりも霊験あらたかだったみたいです。

今では長野市の善光寺にまだあるそうですが。

昔はかくお寺でこの御印文(ごいんもん)があったそうで!

飲み仲間の3人がこの御印文(ごいんもん)を貰おうと話してます!
「これから御印文(ごいんもん)をもらおうと思うんだが」
「おお!いいね!極楽に行くスタンプだね」

「おいらはいいよ!。おいらは極楽なんて信じないから」

「そんなこと言わないで付き合いよ!」

「おいらは山門で待ってるからおまえら二人で行ってこいよ!」

「行って来たよ。いや〜すごい人でね!」

「分かったから早くスタンプを拭きなよ。これからどうだ山門の茶店でお茶でも」

3人が茶店に入ると店のおばあさん

「いや、あなたたちも御印文(ごいんもん)ですか?毎日たくさんの人が来てます」

「いやたくさんの人でね〜!参ったよ!ところでおばあさん!ひとりだけ御印文(ごいんもん)貰わなかった不信人なやつがいるんだよ!神様はそれが分かるらしいね!」

「いやいや、神様でなくても私には誰だか分かりますよ!」

「え?本当かい?この三人の中で誰が御印文(ごいんもん)授からなかった分かるかい?」

「・・そちらの端の人ですね」

「おばあさん!あたりだ!ほれ言わないこと無い。だからお前も御印文(ごいんもん)授かったほうが良いって言ったんじゃないか!これから行って御印文(ごいんもん)授かってきなよ!」

「ところでおばあさん、どうしてこいつが御印文(ごいんもん)授かってないと分かったんだ?」

「いや!その方が一番利口そうな顔をしてたから・・」



神様にもありがたいものやそうでもないものあったようで。

福の神から、貧乏神、中には「死神」なってものもあったようです!


2017年09月04日Comments(0)落語 | Smile&Cry

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