花の時・愛の時

門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし・・・

とんちで有名な一休さんの作です。

人生を旅に例えたとき、正月に立てる門松は、
旅の道程の一里塚のようなもの。

門松を立てるということは、ひとつ年を取るということであり、
人生という旅が、また少し終わりに近づいたということでもあるのだよ。

正月はめでたいと言うけれど、
裏を返せば一歩死(冥途=あの世)に近づく日でもあり、

めでたくない日でもあるのだよ。

まあそんなわけで、僕も正月明けてからバタバタしまして、今やっとゆっくりしています。

今年の冬はいつもと違う。

まず雨が多い。
そして寒い。

今日は七草粥の日でした。

昨日は小寒。

一年で一番寒い時期を迎えています。

今日も雨上がり翌日の西風の強い佐鳴湖ツーリングしてきました。



それは僕の今年を予感させるほどの西風が強く・・

向かい風にむかってペダルを漕いでいると冷えた体も温まります。



この時期にしか見ることができない佐鳴湖・富士も綺麗に見えました。



そして少しずつですが一日が長くなっていきます。

この寒さを乗り切れば春です。



当たり前ですが、そんな一年の繰り返し。

節目にあたる正月に少し悲しい。
そして少し嬉しい。

今年の正月はこの歌を毎日聞いていました。


「花の時・愛の時」
作曲:三木たかし
作詞:なかにし礼

君が部屋を出たあと ぼくはじっと動かない
あたりにただよう 君の残り香を
胸に吸い込み 酔いしれる
君の弾いたギターの 細い弦は切れたまま
読みかけの本は 投げだされたまま
そんなすべてが いとしい
時には花のやさしさで つつんでみたいと思う
時には愛のはげしさで 泣かせてみたいと思う
また逢えるのに 今すぐに逢いたくて
切なくなる 海の底で二人 貝になりたい

君がもたれかかった あとののこるクッションに
額をうずめて 移り香をさがし
夢のつづきを 追いかける
胸にさわぐ想いを 口で言えぬもどかしさ
恋はため息か 恋はときめきか
恋は愚かな悩みか
時には花のやさしさで つつんでほしいと思う
時には愛のはげしさで 泣かせてほしいと思う
この世のすべて 限りある命なら
君と行こう 青い空で二人 雲になりたい

この世のすべて 限りある命なら
君と行こう 青い空で二人 雲になりたい





2015年01月07日Comments(0)TrackBack(0)MUSIC | 天国への扉

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