『ならず者』 (Desperado)/The Eagles

今日はCHRISTMAS EVE。

ずっとCHRISTMASのブログをアップしてきました。

昨晩、南国の友達と話しました。

「日本人はCHRISTMASと騒いでいるけれど、日本人はみんなChristianなのか?」

これには返答に困りました。

「日本人の多くは仏教や神徒です。でも多くの日本人はクリスマスを大切にしています」

「何故?」

・・・・日本人はハロウインやクリスマスをイベントとして考えているからだと。

でも毎回僕がブログで書いています。

クリスマスの語源も英語の「Christmas」ですが、これは「キリスト(Christ)のミサ(mass)」という意味です。

僕は幼稚園は浜松市で有名なカトリックの教会の幼稚園でした。
しかし父・母は仏教でしたが。

子供の日曜日はミサに出かけて、司教様の言葉と聖書を読み讃美歌を歌いました。
幼稚園でしたが、その記憶は今でも残っています。

そしてクリスマスは特別な日でした。
みんなで讃美歌を歌い、最後に赤い卵をもらうのです。
今になって思うと、卵に色を塗っていたものですが、僕は卵が赤い事が奇跡でした。
イエス・キリストさまのご加護と思っていたのです。

なんで仏教の両親がカトリック系の幼稚園に入園させたのかわ分かりません。
でも幼い僕にとってクリスマスは特別なものになっていました。

でも悲しいかな日本人はクリスマスが終わると共に、クリスマスはすぐに西の海に流します。

そして門松、しめ飾りを飾るのです。

これは日本人の不思議ですね。

結婚式も同じです。

仏教徒の恋人同士がチャペルでキリストに愛を誓って、すぐに神式で和装入場です。

そして葬式は仏教となるわけです。

まあこれが日本人ですが、外国の人から見たら不思議らしいです。

というわけで僕にとって大切なクリスマスイブの大切な曲はこれにしました。

『ならず者』 (Desperado)「イーグルス(The Eagles)」

クリスマスとは関係が無いかも知れませんが、僕にとっての特別な夜に聞きたい曲です。

この曲は1973年にイーグルス(The Eagles)の西部開拓時代のならず者をテーマにしたコンセプト・アルバムです。

邦題も『ならず者』 (Desperado)でした。

当時はあまりヒットしなかったのですが、カーペンターズも歌ってじょじょにヒットしていきました。

Linda Ronstadt - Desperado




Desperado


Desperado, why don’t you come to your senses?
You been out ridin’ fences for so long now

デスペラード
正気に戻ったらどうだい
もうずいぶん長いこと空をながめては思案しているようだね

Oh, you’re a hard one
I know that you got your reasons
These things that are pleasin’ you
Can hurt you somehow

全く気難しい奴だな
君なりの理由があるのは僕にもわかっているけど
君を喜ばせているそうした理由ってやつが
どういうわけか君を傷つけることだってあるんだよ

Don’t you draw the queen of diamonds, boy
She’ll beat you if she’s able
You know the queen of hearts is always your best bet

なあ、ダイヤのクイーンは絶対引くなよ
そいつに力があれば君をひっぱたくだろうね
いつだってハートのクイーンが確実なんだって知ってるだろう?

Now it seems to me, some fine things
Have been laid upon your table
But you only want the ones that you can’t get

ほらテーブルの上には
いいカードが並んで待っているように僕には思えるんだ
だけど君は手に入らないものを求めるばかりだね

Desperado, oh, you ain’t gettin’ no younger
Your pain and your hunger, they’re drivin’ you home
And freedom, oh freedom well, that’s just some people talkin’
Your prison is walking through this world all alone

デスペラード
時が遡るってことはないんだよ
君の痛みや飢え
それらが君を心休まる場所へと駆り立てる

そして自由、ああ自由か、そうだな
そんなこと話す奴もいるってだけのことさ
君は檻に入ってこの世を歩き回っているんだから
たった一人でね

Don’t your feet get cold in the winter time?
The sky won’t snow and the sun won’t shine
It’s hard to tell the night time from the day
You’re losin’ all your highs and lows
Ain’t it funny how the feeling goes away?

冬になると足が冷たく感じないかい?
空が雪を降らせることはなく、太陽も輝かないなんて
昼と夜を区別することも難しいんだね
心の浮き沈みというものを君は全て失いつつあるよね
そんな感覚がなくなってしまうなんておもしろいことなんかじゃないだろう?

Desperado, why don’t you come to your senses?
Come down from your fences, open the gate
It may be rainin’, but there’s a rainbow above you
You better let somebody love you, before it’s too late

デスペラード
正気に戻ったらどうだい?
柵から下りてきて門をあけなよ
雨が降っているかもしれない
だけど君の頭上には虹が広がっている
誰かに愛してもらうんだ
今ならまだ間に合うのだから。。。


クリスマスイブの夜、一人部屋で飲んでいると幼い頃の記憶と今の僕。

今夜のイブは僕もならず者になろう。



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