ガザ地区の子供たち・・・/ポール・ハードキャッスル(Paul Hardcastle)「19 」

今日、NHKのニュース9で停戦から一週間の「ガザ地区」の子供たちの特集をしていました。

イスラエルとパレスチナ問題は相当難しく手塚治虫の『アドルフに告ぐ』でも深く描かれていました。

僕たち日本人が理解できない歴史的問題があります。

そしてそれはいつも紛争となって今この瞬間も起きています。

それらについて僕は何も語ることはできません。
でも今日のNHKのニュース9で戦火の下にいる子供たちの顔を見ると心が痛みます。

不思議と子供たちは笑顔です。

しかし今その子供たちの間で流行っていることは「戦争ごっこ」。

それを「取材する海外のメディアごっご」。
モップの先をマイクに見立て、泣き叫ぶ親たちを子供たちが演じています。


※イスラエルの空爆にあうガザ地区

もちろん僕らが軽々しくイスラエルとパレスチナの紛争について語ることはできません。

しかし現実に今世界で起きていることについては考えるべきだと思います。

ニュースを見たり新聞を読んで考えることは大切だと思います。

答えを出す必要はありません。

何故なら答えなど無いからです。

今日、NHKのニュース9の「ガザ地区」の子供たちの特集を見て思い出した音楽がありました。

ポール・ハードキャッスル(Paul Hardcastle)の「19」(Nineteen)です。

1985年に発売された当時はまだCDもありません。
1曲がシングルレコード盤に入らず12インチシングル盤として買いました。
LP盤の大きさに1曲45回転で聞くのです※EP盤

これが後のディスコのDJ盤となっていくわけです。

ポール・ハードキャッスル(Paul Hardcastle)の「19」発売された当時は衝撃的でした。

今となれば当たり前ですが声をサンプラーで増幅させまさにテクノチックな音楽でした。

しかし当時、「19」がベトナム戦争を歌った事とは知りませんでした。

サイゴン・・・サイゴン・・ベトナム・・・・ベトナムとだけ聞こえる。

いまだに歌詞の意味さえ分かりませんがベトナム戦争とアメリカ人兵士のその後を主題とした曲であったこと。
そして曲名の「19」は、アメリカのベトナム戦争従軍兵の平均年齢が19歳だったことを表しています。



今久しぶりに聞いても驚くサウンドと圧迫感。

当時戦争や紛争など何も知らない僕は、ただカッコイイと思ってました。

冒頭で書きましたが、世界各地で起きている戦争や紛争についてコメントや感想はありません。

ただ現実を知ることは大切なことだと思います。




他のYouTubeの映像がかなり衝撃的なので、日本テレビの­アナウンサーだった小林完吾氏が 、日本語のナレーションを担当しポール本人がリミックスを担当し たバージョンをアップしてみました。



2014年09月02日Comments(0)TrackBack(0)Smile&Cry | MUSIC

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