SUMMER EMOTIONS Vol.6「Black Or White」

さて大好きなPattayaのあれこれもそろそろ終わりになってきました。

その前にひとつのエピソードとしてサウナの事をもう一度書かせてください。

僕はサウナが大好きです。

汗をかいた後の水風呂が大好きです。

さらにその後のLOVE BEERがもっと好きです。

サウナは日本古来の銭湯に発汗浴場を足したものです。

僕の持論は「サウナ(銭湯)」には地位も名誉も財産も持っていけない場所。
まるで棺桶みたいな場所なんです。

人は裸の付き合いで生まれてくることがたくさんあります。

サウナには大企業の社長や怪しげな親分さん、旗振りのおじさん、僕のような訳も分からないサウナ好きに変わり者・・エトセトラ・エトセトラ。

まあ多くの人が裸の付き合いをするわけです。

もちろん暗黙のルールがあります。

それは「互いを詮索してはいけない」

サウナの中で政治・宗教の話などご法度。
好きなサッカーチームやプロ野球チームも話もご法度。
今世間を騒がせている「原発反対」「原発容認」もご法度。

何故ならサウナは棺桶と一緒で、持っていけるものは自分自身と思い出だけだからです。

中にはそんなルールを無視する人がいますが、そんな人はサウナでは生き残っていけません。

おっとサウナの話になると止まらない。

だから僕は旅する時は必ずそこにあるサウナに行きます。

言葉が通じようと通じまいと裸になれば関係無い。

Pattayaにもサウナがあるのです。

Pattayaは世界から多くの観光客が集まる。

サウナもまさにインターナショナルになるわけです。

僕の行きつけのサウナは水風呂があります。

南国なので水風呂が無いところが多い。経営者が韓国系らしく、水風呂があるらしい。

受付で名前と国籍を言う。これも驚きだ。

Yoji from Japan.

背中に日本の国旗を背負ってサウナに入る。
でもサウナに入ると関係ないのだが。

僕のように毎日行くと、当然サウナの従業員と仲良くなる。

もちろん受付で名前も言うこともなくロッカーの鍵を渡される。

みんな「Yoji」と言って可愛がってくれる。嬉しい。

さてこの国のサウナシステムだが前回も書いたように男女混浴。

みんなサウナ浴衣を身につけて風呂やサウナに入ります。

男はでかパン。このはき方でサウナの達人か分るのだ。
でかパンはかなり大きく、僕の様に細身だと片足に体が入ってしまう。
しかし日本の浴衣と一緒で、ちゃんとレクチャーすると様になる。

そう映画の「テルマエ・テルマ」のローマ人が履くような独自のパンツだ。

僕はこれをキリリと履き、さっそうとサウナに入るのだ。

サウナには自分のテーブルがあり、フルーツと氷水が付きます。
もちろんタオルも付いて600円。
Thailandでサウナに600円は高いので地元の人はあまりいません。

さてサウナの中はノンボーダー・・まさに人種のるつぼになります。

ヨーロッパからは英国・フランス・ドイツ、最近はロシヤ人が多いです。

アジアからは韓国、最近はインド人が大変多いです。

中国人は団体行動が多いのか、サウナではほとんど見かけません。

北欧のフィンランドやスウェーデン人もいます。

最近は中東のアラブ人も多く見かけます。

ヨーロッパ系は一応に体がでかい。

普通に180cmをゆうに超えている。黒人はボブ・サップみたいなやからが多い。
みんな一応にタトゥをしている。
シールか本物か分らない。

アラブ系とインド人は団体でやりたい放題にサウナに入る。

多分、サウナというものを知らないと思われる。

サウナの中にサンダルを履いたまま入ったり水風呂には飛び込むし。

小さなサウナの中はいろんな言葉が飛び交う。

これは非常にカルチャーショックを受ける。

世界は広い・・。

女性はサウナに来た観光客が連れてきたタイの女性がほとんどだ。

サウナにはスパもあり、女たちはオイルスパやマッサージなど別室で楽しむ。

乾燥サウナは伝統的なサウナ石に水をかけて発汗するタイプで、水に香水が入っていて、蒸発するととてもいい匂いがサウナの中に立ち込める。

隣にあるミストサウナは蒸気の発生するところにパクチー(タイの香辛料)が置いてあり強烈な匂いがする。女性にはミストルームが人気だ。

サウナに入るとやはり英語が会話の主体になる。

僕は日の丸を背負ってサウナに入るが
「おまえはタイ人か?」と必ず聞かれる。

「日本人だ」と答えると後が大変。
英語でまくしたてて話してくる。

僕はほとんど分らないから、
「ya.yes」と言いながら笑いながら返答する。

僕は体は小さいが、負けんからな!!なんて変なプライドを持ちサウナに入る。

昔は言えなかったが、最近はサウナにサンダルを履いてくるインド人やアラブ人に
「Take off shoes!」と注意するようになった。

サウナには大型TVがあり、やはりインターナショナルということで。必ずミュージックTVが流れていた。

今回のサウナでマイケル・ジャクソンの「Black Or White」が流れていた。

Black or Whaite


Pattayaのサウナに入ると別な意味で自分がものすごく解放されるのが分る。

日本という島国を離れ、多種多様の人々と裸で接する事は非常に貴重な体験だ。

Black or Whaite2


君が僕を恋人と思ってくれるのなら
白か黒かなんて関係ないさ


マイケルが歌う歌詞はPattayaのサウナで僕の心に響いたのでした。

Black or Whaite3





帰国る日にサウナにいつものように行ったらフロントで
「Yoji、年間1万5千円払えば365日無料で入れるメンバーにならないか?」
と言われました。

僕は
「メンバーになりたいが、今日の夜のフライトで日本に帰るんだ。次回は来年になりそうだ」

ここのサウナスタッフは大変気持の良いスタッフばかりで、しばし別れを惜しんだのでした。

2012年07月08日Comments(0)TrackBack(0)Asia | MUSIC

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