小さな恋のメロディ

前回のブログアップで大好きな「小さな恋のメロディ」の事を書きましたが、
YouTubeで予告編を見つけました。

この映画は、僕の心の名作の1本です。

この映画は、小学生のダニエル(マーク・レスター)とメロディ(トレーシー・ハイド)の淡い恋の物語でした。
恋するあまり、学校をサボりデート。ダニエルの親友オーンショー(ジャック・ワイルド)との友情・・。
「結婚したい!」と大人たちに宣言するダニエル・・。

一度は友情が壊れた親友オーンショーが、クラスメートとみんなで結婚式を挙げる。

今のような特撮もないし、有名な俳優が出演していたわけでもない。しかし、全編に流れるビージーズやC・S・N・Yの心に残る楽曲。

さりげないシーンに、貧富の悲しさや大人たちの哀歌が見事に描かれた名作です。

メロディの可憐な美しさや、イギリスロンドンの下町の風景など、映像も素晴らしいです。

ダニエルとメロディがかけおち?をしてトロッコで草原を駆け抜けるラストシーンは涙涙・・です。




僕は何度もブログで「小さな恋のメロディ」をアップしています。

不覚にも酒を飲むと、男は思い出に浸ります。
どうしても小学生の時に見た「小さな恋のメロディ」を肴に飲んでしまいます。

僕は英語はだめですが、この映画は字幕無しでもわかるぐらい好きです。

「小学生が駆け落ちする」
それをクラスメートが応援する。
当時(昭和)では駆け落ちと言う言葉が暗いイメージでした。
それにもまして小学生が好きな女の子と駆け落ちするのです。

あの頃(昭和)の小学生が手をつないでデートするなんてありえませんでした。
好きな子がいても、今の様に告白するなんて夢物語でした。

ダニエルとメロディの恋はまさに目からうろこ・・の衝撃でした。




「好きなら好きと言っていいんだ」

そして映画音楽にポップな音楽をふんだんに使うと言う斬新さ。
今では当たり前ですが、ビージーズが最高でした。




また小学生ではCSN&Y(クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング)なんて未知の音楽でした。
でもラストシーンで二人がトロッコを漕いで未来に向かうシーンは今でも忘れません。

メロディ(トレーシー・ハイド)が良かった。
オンショー(ジャック・ワイルド)も良かった。もちろんダニー(マーク・レスター)も。
まだ見ぬイギリスの下町。当時僕はボーイスカウトをやっていたので、映画の冒頭のシーンはまるで日本と変わらない風景でした。
ダニーとオンショーの友情。
子供たちの貧富の差。
ロンドンの下町。
これは当時の僕にはカルチャーショックでした。

あの頃小学生が映画館で洋画を見る事すらめずらしい時代でした。

そして前篇に流れる当時の映画音楽と違ったポップな音楽。

この映画で僕は洋楽(ポップス)にすごく興味を持ちました。
その頃の上の世代のお兄さんたちが聞いていた「ビートルズ」とも違っていました。
小さな恋のメロディ3




子供の頃に見て、いまだに僕の心に残り忘れられない大切な映画。

「サウンド・オブ・ミュージック」
「チャップリンのモダンタイムス」
そして「小さな恋のメロディ」


大好きな映画はたくさんありますが、心の中でこの3作品は違う作品です。




2011年01月27日Comments(0)TrackBack(0)MOVIE | 昭和

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