もう恋なんてしない 槇原敬之

冬のから春に変わる時、僕がいつも思い出す名曲あります。

もう恋なんてしない 槇原敬之です。

これは男の失恋ソングです。

この歌を聴くと、まだ若かった自分が走馬灯のように思い出されます。

まずは思春期。
これは失恋の繰り返しでした。
すぐに恋に落ちて、すぐに告白。
あの当時はLove letterが全盛期でした。

上手く書けなかったので、親友に代筆を頼みそっと靴箱に置きました。
好きだった彼女からの返事は中々来なくて、その彼女の友達から
「ごめんね、彼女はテニス部のキャプテンが好きらしいの」
なんて言われました。

思春期だったから、落ち込みようも半端ではなかったです。

そんな事を繰り返しました。

そして青春と呼ばれるもっとどろどろした時代に入って行きました。

その頃は心と体のベクトルが45度で女性に向いていました。
好きな人と一時でも離れているのが耐えられない時代でした。

その頃年上の世代では「同棲時代」なんて事がはやっていました。
同棲時代

そんな熱いベクトルを抑えきれずに情熱のまま暮らしていた時代がありました。

好きな人の顔を1日でも見ないと落ち込む。
まるで「ロミオ&ジュリエット」。
愛さえあれば金も仕事もすべて要らない。
二人でいれば幸せなんだ・・。

今から思えば笑ってしまいます。
でも当時は真剣でした。

愛する事って、本当に簡単なんだ。
ただ好きならばそれでいい・・。

しかし社会は違います。
そんなに甘くは無いと回りから言われます。

まるで「小さな恋のメロディ」みたい。
好きなのに何で結婚できないの?
ダニエルは校長先生に言います。

ああ・・今から思っても、純粋でした。一途でした。

いつからか社会の仕組みも分かってきました。
大人たちの言う「分別がついてきた」年代になって行きました。

その分別という言葉で、僕はいくつ大切なものを失ったか分かりません。

僕は「小さな恋のメロディ」のダニエルみたいに、大人の分別に逆らい、好きな人をトロッコに乗せて東に漕ぎ出す事が出来なかったのです。

そんな切ない気持がまさに槇原敬之の「もう恋なんてしない」に感じてしまいます。

もう恋なんてしない 槇原敬之
もう恋なんて




本当に 本当に
君が大好きだったから
もう恋なんてしないなんて 
言わないよ 絶対に



もうあの頃には戻れない。

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