あの時の願い事はかなったのでしょうか?・・七夕

今日は7月7日・・。
七夕・・だ。

毎年この日は、心に残る「三丁目の夕日」のシーンをアップしてしまいます。


一年に一度会える・・。
そんな嬉しくて切ない物語・・・ありますか?

一年に一度お父さんとお母さんと一緒に会って食事ができる・・。
そんな友和君の一年で一番好きな日が・・七夕でした・・(三丁目の夕日・西岸良平)

七夕三丁目の夕日

まず七夕の定義を書かなくてはいけない・・。

「七夕(しちせき/たなばた)は、日本・中国・朝鮮などにおける節供・節日のひとつ。旧暦7月7日の夜のことであるが、日本では明治改暦以降は7月7日または月遅れの8月7日に多く祭が行われる。五節句の一つにも数えられる。」

やはり七夕と言えば織姫と彦星の物語です。

織姫はこと座の1等星ベガ、彦星はわし座のアルタイル。
間に深くて長い・・川・・天の川があります。
これは、日本昔話ではなく、中国の民話から来ているそうです。

詳細は皆さんご存じだと思いますが、天帝(天の神様)からの怒りにふれて、彦星と織姫は一年のうちに一度しか会えないのです・・。
その日が旧暦の7月7日。今日七夕の日になるのだそうです。

また、そんな思いから願い事を短冊に書いて笹の葉に結ぶと叶う・・と言う風習が生まれました。


そして話は「三丁目の夕日」

友和のお父さんは・・毎年七夕の夜にお土産を持って家に来ました・・。

しかし友和は小学生・・。なんで一年に一度しか父が家に来ないか分かりませんでした・・。

そして今年の七夕の夜・・・お父さんは家に来ないのでした・・。
「お母さん・・、今年の七夕・・お父さん・・何で来ないの?」
「お父さんは、これからはずっと来ないの・・。お父さんはよそに好きな人ができちゃって・・ごめんね・・。お母さんは、お父さんにもう来ないで・・って言ったの・・」

七夕



「どうして?お母さんに僕のお父さんを奪う権利はないや!!」


七夕・陽太郎


子供の心に離婚の意味もわからず・・友和は家を飛び出した・・。

泣きながら見上げると・・満天の星・・そして天の川・・。

七夕・天の川


月日が流れ・・もう七夕でなくても、町の空からは天の川は見ることができない。

そのせいか、七夕はすっかりイベントと化して・・ほとんど家庭では見られなくなった・・。

しかし夜空の天の川は見れなくても・・

笹の葉に願い事を飾らなくても・・

悲しい出会いと・・嬉しい出会いを楽しみにしている人が・・多くいる・・

友和も大人になって・・あの頃の母の気持ちが・・分かるのだった・・。


2010年07月07日Comments(0)TrackBack(0)Smile&Cry | 日本

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