「湯屋番/柳家小さん」

落語の話です。

男として生まれたからには、さんどらぼんのうから逃れる事はできません。

三道楽煩悩と書いて「さんどらぼんのう」と読みます。

そう男子の道楽「飲む、打つ、買う」 ですね。
飲むは酒、打つは博打、買うはご婦人。

多分どれかの道楽に必ず溺れています。
しかもどれも突き詰めれば身を滅ぼすと言われ、仏様の言葉から来ているそうです。

ところで冬季バンクーバー・オリンピック・・盛り上がってますね。
カナダで開催してますが、バンクーバーってどこにあるか分かりますか?

僕はトイレの中に世界地図があるのですぐ分かります。
アメリカ大陸の西側・太平洋のアメリカ国境のすぐ上に位置します。
国境をはさんですぐ下に、イチローが活躍するシアトルがあります。
海に面した良いところらしいですが、緯度的にはサハリンと近い位置にあります。

さて今日の僕が通うサウナは平日の水曜日にも関わらず豪華メンバーが集いました。
日頃来ない「浜松祭」の大御所Hさん。元サッカー日本代表のSさん。
朝の会のメンバーからK王さん、最近はスキーで朝の会に中々これないYさん。
それにいつもの夕方メンバーSさん、社長・・建築関係の大御所・・そして僕。
いつも以上にぎやかなひと時がありました。

風呂はいいよね・・。

講釈師・・見てきたように物を言い。

一度も行った事も見た事もない事を講釈する・・。

吉原通いで勘当された若旦那の面倒を見ている熊さん。
「若旦那・・なんか仕事してくださいよ・・お、そうだ、横丁の松の湯で若いしを募集してた・・若旦那・・風呂屋なんていかがですか?」



五代目柳家小さん 名演集2 粗忽長屋/湯屋番/狸賽
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早速熊さんの紹介状を持って松の湯へ・・。
風呂焚きを言われるが体が持たないと言って番台に座らせてもらう。

ここから若旦那の空想が始まる・・。

女湯の暖簾から年増のおつな女が入ってくる。
「あら・・若旦那・・なんでここに?」
「いや・・・いろいろあってね・・」
これは空想・・。

早い湯なので男湯から・・
「おい・・あいつ何か独り言をぶつぶつ言っているよ・・」

「ねえ・・若旦那・・今夜・・来て・・」
「駄目だよ・・仕事があるし・・そんなに袖を引っ張るなよ・・」

「おい、奴一人で自分の袖を引っ張ってなんか言ってるよ・・!!」
「痛ってえ!!」
「何やってんだお前、顔が血だらけだぞ!」
「いやね、奴のしぐさ見ながら髭そっていたらこうなったんだ・・」

空想はおつな女の家へ・・。
「若旦那・・まあ一杯・・」
「いやそんなに飲めないから・・・」
男湯「おいあいつ見てみろよ・・なんか飲んでるみたいだぜ」

「若旦那・・雨が降ってきたよ・・今日はもう帰れないね・・」
「え〜あ・・雷!!」
ゴロゴロガシャン〜
「若旦那・・恐い!!」

男湯「おいおい、奴叫んで番台から一人で落ちちゃったよ」

さすがに見かねた客が
「おい、俺の履物がないじゃないか!!」
若旦那「じゃあ、この下駄をはきんなまし」
「これか? これ、てめえの下駄か?」
「いえ、中のお客の誰かのでしょう」
「おい。出てきたら大変だろ?」
「いいでんすよ。順ぐりに履かせて、一番おしまいは裸足で帰しますから」

お馴染みの「湯屋番」の一席でした・・。
裸の付き合いはいいね・・。
※このブログはsunboyの記憶で書いているので実際のCDとは違います・・

2010年02月17日Comments(0)TrackBack(0)落語 

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