Pattaya in sunboy(8)

今回の旅で、現地ツアーをしようと決めていた。
パタヤには多くの観光地がある。
無人島ツアーや象やワニと遊ぶツアー。

中でも寺院「サンクチュアリ」ツアーは行ってみたいと思っていた。
前日、現地代理店にツアーをオーダーしようと思っていました。
でもツアーは当日でもOKなので、朝起きて決めようと思っていました。

そしてパタヤの最後の朝・・。

いつもの様にプールサイドのベッドを確保しました。
今日はツアーに行くのでプールには行かないと思っていたのですが、やはりお気に入りの場所を確保しました。

結局今回一週間パタヤにいて、今回もついに観光はしませんでした。
唯一「ティファニー・ショー」くらいでした。

ホテルの緑の木々と広いプール、青い空と太陽。
それらが僕からツアーを奪い去りました。

最後のプールサイド


僕は思いました。
もちろん観光めぐりなら、パタヤよりいいところはたくさんあります。
パタヤは海もそんなに綺麗ではありませんし、史跡もありません。

でも例えば高級リゾートで3泊4日を選ぶより、僕は安いホテルでも充分に楽しめると思うのです。
あっという間の7日間だった。
と言っても、別だん変わりがない。

しかし7日間もホテルで過ごしていると、僕のつたない英語でもフロントのお姉さんやベルボーイ、部屋を掃除に来てくれるお姉さんたちとお友達になってしまう。

朝食のミールクーポンを見せなくても食事ができる。
ルームナンバーを告げなくても部屋のキーを渡される。
毎日部屋を掃除してくれるお姉さんは、後半は部屋をノックして僕がいるときにドリンク交換をしてくれる。

石森章太郎の「HOTEL」での漫画の様に、スタッフが皆暖かく迎えてくれる。

もちろん勘違いしてはいけないのが、僕はゲストである。
タイはやはりチップの世界で、どんなシーンでもチップが必要になる。
でもチップは心遣いなので20バーツ(50円位)を置いておけば問題ない。

彼らはその20バーツに深々と頭を下げて「コップンカー」と両手を合わす。

人はありがとうと言われて悪い気持ちのする人はいない。

「ありがとう」この言葉は世界同じだ。
僕もタイにきて「ありがとう」の言葉が大切だと本当に思った。
だから僕は、何か頼んだ時は必ず「コップンカップ(ありがとう)」と言うようにした。
また彼らと同じように軽く手を合わせた。

フロントでバーツを両替してもらった時や鍵を渡された時、モトバイに乗った後、
ビーチで値切ってものを買った後、ビヤシンが出てきた時、たくさんのシーンで必ず「コップンカップ(ありがとう)」とほんの少し手を合わせた。

僕もそうですが「ありがとう」て言われて怒る人はいない。

タイは人に対して感謝すると言う気持ちが残っている素敵な国です。

僕たちは日常で素直に「ありがとう」って言っているでしょうか?
それが当たり前だと勘違いしてないでしょうか?

ありがとうは世界を一つにする大切な言葉だと思いました。

最後の日は、この素敵なHOTEL 「GREEN PARK」でのんびりしました。

バーベキュー

ランチはプールサイドのグリルで焼いた串焼きバーベキューとビヤシン。
ビーフの串焼き1本40バーツ。

バーベキュー2

顔なじみのコックに
「今日の夜行便で日本に帰るんだ」
「それは寂しくなるね。次はいつ来るんだ?」
「分からない・・不景気だからね・・働かないと。でもこのホテルが好きだから近いうちにまた戻ってくるよ」
バーベキュー3


午後プールで泳ぎ、買い物に出かけた。
どうしても欲しいTシャツがあったから。

No money

no money
no honey

金も無い、女もいない・・
そんな楽しいTシャツが安く買える。

17時過ぎに部屋に戻り帰りの支度をする。

mini10のおかげで、日本で起きている重大なニュースはいつも瞬時に確認していた。
小沢さん不起訴や朝青龍引退、トヨタのブレーキ不具合はこちらでもトップニュースで放送していた。
株式や為替情報は毎日チェックしていた。
円高になるとバーツ両替に有利だからだ。
一番気になっていたニュースが「極楽の湯」の件だ。
これは心配だった。
TVは結局初日しか見なかった。全然問題なかった。
少なくともプールサイドやウォーキングストリートにいる時は、日本の事をすべて忘れていました。

18時にチェックアウトを済ませ、最後の夜はセカンドストリートのイタリアンレストランへ。
最後の夜2

ピザとビヤシンで最後の夜に一人乾杯!!
最後の夜

ここで新たに発見だが、ビーチロードより、セカンドストリートの方がお土産は安いと言う事だ。
やはりビーチロードは観光客ばかりだが、セカンドストリートは地元の人たちもショッピングに来る。
その分安いのだろう。
ああ、Sシステム御一行をここに連れてこれば良かった。
オープンカフェ

しゃれたカフェで最後のビヤシンを飲み、ソンテクに乗りホテルへ。
20時半にパタヤを後にした・・・。

少し・・いや、かなり寂しかった。
ピンクのネオンサインが見えなくなり、やがて暗闇の中を車は空港めざし走る。
もうすべて過去になって行く。

旅とは・・そういうものだ。

旅はいい・・。
できればその旅は自由がいい。
目的地に行ってから何をするか考える旅がいい。
何もしなくても旅は楽しい。

旅は食べることが楽しい。
旅は酒が楽しい。
旅は夜が楽しい。
旅は見知らぬ人と出会うことが楽しい。
旅は思いもよらぬ出来事に会うことが楽しい。
旅は現実に帰る時も楽しい。
旅は人と別れる時も楽しい。

旅は思い出になっても楽しい。


2010年02月04日Comments(2)TrackBack(0)Asia 

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この記事へのコメント

1. Posted by 蔵之助   2010年02月11日 00:17
no money no honey
これはちょっと訳し方が違うと思います(^^)
タワーレコードの no music no life 
音楽無しでは生きていけない!っていう感じです。
これのパクリ応用編と思われるので
金がなきゃ女もできない!=頑張って金稼げ!
みたいなニュアンスではないでしょうか。
悲観的ではなくむしろ応援メッセージです。


2. Posted by sunboy   2010年02月11日 00:29
なるほど・・・
そういうそういう意味ですね。
まさしく僕のための様なフレーズです。
早くこのTシャツ着て歩きたいです。

ところで蔵之助さんはいつ行くの?

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