芝浜・・・古今亭志ん朝

今朝の読売新聞の記事に、流氷初日:視界外の海域から漂流してきた流氷が、視界内の海面で初めて見られた日になりました。
平年より2日遅く、昨年より12日早いそうです。

流氷と言えば昨年もリターンズした、オホーツク流氷の旅。

あの可笑しな3人旅から5年の歳月が経つのですね。
オホーツク

オホーツクの流氷


熊さん、早く起きておくれよ!!
今日こそ仕事に行っておくれよ!!

僕は落語が大好きで、ほぼ毎日寝る前に落語を聞いている。
ついに「落語」なんてカテゴリーを作ってしまった。

落語の世界は不思議だ。
もちろん寄席で見るのが正しい見方だろうが、僕はもっぱらラジオで落語を聞いていた。
これはこれで想像をかきたて楽しい。
また落語は奥が深く、音楽で言うとロック・ポップス・フォークやクラッシク等のジャンルがあるように、一言で落語と言っても、その中で様々なジャンルがあるのです。
なので人それぞれ好きな落語があるわけです。
古典・新作・創作・・。
僕なりの偏見で、個人的な落語と噺家を紹介していきます。

記念すべき一回目は、古典落語の名作「芝浜」作・三遊亭圓朝。これは人情噺の古典的名作で大ネタです。
トリ(寄席の最後の演者)がかける事が多く、数多くの落語家が今もって演じています。7代目立川談志の十八番としても有名です。
僕はやはり名人・故・古今亭志ん朝の一席がたまらなく好きです。

落語名人会(14)落語名人会(14)
アーティスト:古今亭志ん朝
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男として生まれたからには、さんどらぼんのうから逃れる事はできません。

三道楽煩悩と書いて「さんどらぼんのう」と読みます。

そう男子の道楽「飲む、打つ、買う」 ですね。
飲むは酒、打つは博打、買うはご婦人。

多分どれかの道楽に必ず溺れています。
しかもどれも突き詰めれば身を滅ぼすと言われ、仏様の言葉から来ているそうです。

酒・・これはやめられません。

ある男が禁酒のために誓いを立てたそうです。
「この一年酒は飲みません」
そんな誓いを立てた男に飲み会の誘いがあります。
「何!禁酒だ!!そりゃしょうがね〜な・・。一滴も飲めないの?駄目?
仏様に誓ったのならしょうがないな。
じゃあ、こうしよう。仏様に一年禁酒を二年にして、今日だけ飲ましてもらいなよ」
「そうだな、それなら禁酒を三年に延ばして、今年一年は毎日飲もう」

このsunboyも酒だけは止めれません。
酒の失敗も数多くあります。
何故人は酒を飲むと気が大きくなるのでしょうか。
昨日も最近は少し寂しい千歳辺りで飲んだとします。
店が暇なので、一人のお客にご婦人たちがたくさん付きます。
と言う事は、新品のボトルがあっという間に蒸発してしいます。
ご婦人が甘い声で「あら、もうボトルが空っぽよ・・・、
まだ飲みたいの・・入れてもいいかしら?」
しらふなら「なんだ勝手にがぶがぶ飲んで・・。もう帰る!!」
となるところですが・・そこは酒が入っています・・。
「ん?もう空っぽ?いいや、何本でも持って来い!!」
さてお勘定の時間になった時、その値段に驚き、」財布の中身が足りず、カードで支払いと言う憂いをするのです。
翌日、二度と行かないと反省して誓うのですが、酒が入ると悲しいかな夜な夜な歓楽街に突入・・まさにさんどらぼんのう。

熊さん、早く起きておくれよ!!
今日こそ仕事に行っておくれよ!!

「う〜ん、河岸には行かないよ!!」
酒好きな熊さん、仕事より酒が好き。おかみさんが一生懸命働いて作った商売の大切な元の金も酒で使ってしまう。
もうすぐ大晦日。
むりやり起こされ、当時の魚河岸・芝に行くが時を間違え、河岸が開いていない。
時間つぶしに芝の浜で夜明けを待っていたら、何と海の中で財布を拾う。
ずっしり重く、中には50両の大金が!
熊さん、慌て家に帰りおかみさんに「財布を拾った」と言い、長屋の連中を呼び飲めや食えの大騒ぎ。
べろべろになって寝てしまった翌日・・
「熊さん・・起きておくれ、昨日の払いはどうするのさ・・?」
「ん〜そんなもの、昨日拾った財布からぱっと払えば良いじゃないか」
「何を寝ぼけた事を言っているんだよ・・そんな財布、どこにあるのさ」
かみさんから言われ
「それじゃ、芝の浜で拾った財布の事は夢で、飲んだ事だけ現実ってことか?」
初めて我に返り、借金を返す為に酒を断ち死ぬ気で働く。
もともと腕がいい魚職人。
借金を返しお得意さんも増え、三年が経った大晦日。
おかみさん「おまいさん、これに見覚えがないかい?」
熊さん「なんだ?あ!それは俺が夢で拾った財布じゃねえか!!」
「おまいさん、聞いとくれ。もしあの時財布を拾って好きな事していたら、人の口には戸は立てられぬ。きっと番所に連れて行かれ・・おまいさんは・・
あたしがあの時番所に届けて、おまいさんには夢だと言ったのさ・・。
あれから三年。届けたお金も持ち主知らずで戻ってきたのさ。
あたしは三年間おまいさんをだましてきたんだ。
どうかぶつなりけるなり・・離縁するなりしておくれ・・」

熊・・泣きながら「殴る?何を言ってるんだ、ありがてえ、本当にありがてえ。
おれは、お前のおかげでこうやって魚屋としてやってけれるんだ。
本当に・・本当にありがとう」
「許してくれるんだね・・、今日は祝いだよ、酒も買ってある。熊さん一杯やっておくれよ」
熊「え!!酒!!嬉しいね・・三年ぶりだ、頂こうじゃないか・・。お、この匂いやはり酒はいいね〜」
杯を口まで運び
「止めた、飲まない!!」
「どうしてだい」
「これを飲むと、又夢になりそうだから・・」
お後がよろしいようで・・。
※sunboyなりの文章です。
噺家や発売しているCDやDVDとは違います。

2010年01月23日Comments(0)TrackBack(0)落語 

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