ニッポンの将来はどうなりますか?

私的な話です。

人には、誰にも人生を決めてしまうような本や映画や音楽や・・・そんな出会いがありますね。
たった一冊の本が、音楽が、映画が、この先の自分の人生も変えてしまうことがあります。僕にとって、それは、再放送で見た「俺たちの旅」でした。

俺たちの旅2


今日、サウナ仲間のワクさんと、僕が浜松で一番な焼き鳥屋で飲んだ。

ワクさんは少年サッカーの指導員をしている。
僕は、サッカーは詳しくなくどちらかと言うと野球の方が好きでした。
彼は、美味しい焼き鳥と酒で、今日は饒舌になっていた。

サッカーの話で盛り上がりました。
何故、今日本のサッカーが強くなれないのか・・。
それは、まさしく今の日本の社会における教育についての話でした。


今は親が勘違いして、試合に出れるために一生懸命です。
でも実力がなければ、試合に出れない。
これは当たり前の事。
でも今は、試合に出る前からおかしい事になっているらしい。

すぐに昔の話になりますが、まずは人間としての基本ができていない。
それを教えるには子供たちと対等にならなければいけない。
でも、今はすぐ暴力とかえこひいきとか言われるらしい。

少年の場合、技術はすぐに出るらしい。でも勘違いしてグランドに入ってくる。
スポーツにおいてグランドは聖地だ。
海外の強いサッカーチームはそこから教えている。
でも、今の日本・・どこかおかしい。
スポーツには一生懸命だが、グランドやそれを支える人たちには無関心。
そのことを注意すると、親から反発が来る。
それは、学校でも同じだ!!
したたかに酔ったワクさんは・・語っていた。

僕は、多分棺桶に持っていくビデオは「俺たちの旅」だ。
当時の勢いある経済成長をしているニッポンに逆らって彼たちは生きていた。

「なんとかする会社」なんて、のーてんきな会社を作り生きていた。
でもドラマの中では、そんな彼らにいろんな試練が降りかかる。
そんな中で、いかに自分らしく生きることが素晴らしい事か・・
そんな事を教えてくれたドラマでした。

今、日本は大変な事になっているらしい。
経済落ち込み、デフレスパイラル、円高・・。
新型インフルエンザで追い討ちをかける。

あまりにいろんなことを流されて・・自分が分からない。
そして、自分らしく生きる事さえままらない・・。

「お前らみたいにいいかげんに生きて入る事ができるのは、俺たちエリートが頑張ってきたからだ!!」

カースケは言う。
「ニッポンの将来より、たった一人の愛する人の方が大切なんだ!!」

今見ると古臭いドラマかもしれない。
そんな30年前のドラマのセリフが今、心に染みる。



ニッポンの将来と
ただひとつの愛と
あなたには
どちらが大切ですか?


2009年12月09日Comments(0)TrackBack(0)俺たちの旅 

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