My Favorite Sheet・・弁天島花火

7月4日は亡き祖母の法事で浜名湖ロイヤルホテル。

ここは僕のホームグラウンドでお仕事を頂いたり、宿泊したりと本当にお世話になっている。

法事が亡き祖母の家、幼稚園の叔父の家で午後2時から。

叔父の家は、浜北森林公園の中にあると言ってもいいほどの素敵な家です。

森の家


そこからお墓に行き、浜名湖ロイヤルでのお疲れ様会になるのです。


僕の父の法事も、浜名湖ロイヤルでした。

僕は父の法事で落語を開催しました。

折りしもこの日は弁天島花火大会。
不況の中、各地の花火大会が中止になっているのに・・弁天島の花火は開催されました。
僕は人ごみや渋滞が嫌いなので、一度も弁天島の花火を近くで見たことが無かった。
もちろん部屋のベランダからも見える。また仕事柄、今まで7月の週末はおかげさまで仕事が入っていたので花火も見ることがなかった。

しかし今年は法事でもあるし嬉しいかな悲しいかなイベントが無い週末。
ホテルに到着してそのままサウナへ。
そうダイワリゾートの全国のホテルはすべてサウナがある。
少しぬるいが水風呂もちゃんとある。
しっかり汗を流し偲ぶ会へ。

この日は弁天島花火と重なりホテルは満室。
僕は帰りましたが、身内30名弱ホテルに宿泊。嬉しいことに南部屋です。

叔父の尊敬するところは、法事の気配りが弁天島花火と重ねてしたり・・。
僕と同じで悲しみを笑い飛ばす寅さんのようで・・。
身内が一同に会するのも冠婚葬祭しかなく。いつしか偲ぶ会は宴会へと変わっていきました。

早い時間からピッチを上げて飲んでいたせいか、花火が上がる頃はすでに酩酊状態。
花火もそこそこに焼酎を飲んでいました。
21時に花火が終了する前に(混雑渋滞っを避けるため)タクシーで帰ろうと思い、ふと、いつもお世話になっている黒服チーフに挨拶して帰ろうと思い、一人で13階のフレンチレストラン「バンボシュール」へ。

折りしもそこは、1年も前から予約したセレブで満席でした。
「今日はありがとうございました」とチーフにお礼を言うとマネージャーが来て・・

「sunboyさん。とっておきのテーブルがひとつ空いてます。良ければどうぞ」

スペシャルシート

このときすでに自分を無くしていた僕。
「え?本当ですか?」

案内されたテーブルは、花火の見える角のテーブル。
僕一人のために飾られたテーブル。
すでに思考回路は麻痺してテーブルに座り、アサヒ「熟撰」をグラスで。

スペシャルシート2


いつも裏方で働いている人間が、こんな場違いな場所に来てしかも、窓の外には間近に見える弁天島の花火・・。

弁天島花火


時を忘れ、揺れるキャンドルの明かりと同じく僕の心も揺れて。
気がつけばアサヒ「熟撰」5本を飲み干し、しかもオードブルもしっかり頼み。
隣のテーブルのセレブたちと友達になり話しこみ・・。

そこから記憶が定かではありませんが、礼服とサウナに入った時に着替えた下着が入ったエコバックを忘れ・・タクシーに乗り込み・・
翌日気がついたら、財布の中は数千円と手痛い二日酔い・・いや宿酔いレベルまで撃沈していました。
翌日のイベントが本当にきつかった。
でも、多分二度と座ることの無いあのテーブル。
13階からの花火・・。
一生忘れることは無いだろう・・。

※親戚中がsunboy行方不明で大騒ぎしていたらしい・・



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