恋は遠い日の花火ではない・・

いつものように仕事を終えて汗を流し、イオンに今日の夜の友達を買いに出かけた。

僕は酒だけは贅沢したい。
ビールだ。それもプレミアム。
最初の一缶だけでも贅沢をしたい。

最近は「アサヒ・熟撰」にはまっている。
これは確かに美味い。
僕は食べ物の美味いまずいは分からないけれど、ビールの味だけは
分かる。

酒類のコーナーを回わることが楽しい。

そんな中、今日はものすごい発見をした。

サントリープレミアムモルツ・黒ビール!

モルツ黒

早速購入。
僕は黒ビールの独特のこくと苦みがとても好きだ。
でもあまりにもその主張が激しい性格のため、たまに飲むことにしている。
黒ビールは気性の激しい女性に似ている・・と断言できるのは僕だけである。

さて、買い物かごプレミアム黒ビールを入れてごきげんな僕が立ち止まった!

もっとすごい発見をしたのだ!!

それはウイスキーのコーナーである。
僕は、過去ウイスキーで手痛い思いをしているのと、その価格の高さにまず飲まない。
千歳の歓楽街界隈のクラブでも、オーダーはビールと決めている。

が・・しかし今日は違った。
ダルマの愛称で呼ばれている「サントリーオールド」のおまけだ。

ボトルのミニチュアスタンドで、キャップを押すとあのオールドのメロディーが・・。




貧乏だった昔、バーでオールドを飲むのが夢だった。
そしてオールドをキープするのも夢だった。
オールドを飲むには、当時のバーに通い常連にならなければならなかった。
そして必ず、そのバーには淡い恋を描いていた店のお姉さんがいたのだ。
もちろん中々口もきけず、今みたいに携帯もメールアドレスもない時代だ。
ただ通って、バイトした金をオールドに使っていた。
そして、オールドの美味さも分からなかった。
それは、バーで働くお姉さんに会いたかったのだ。




毎日オールドを飲んだ。
ボトルを空にすることが、お姉さんから好かれる方法だった。
毎日吐いた。
それは、オールドのアルコールだけではなかった。

時は流れ、僕は彼女とウイスキーから卒業した。

しかし、突然目の前に、オールドとあの曲のおまけがついたボトルがあったのだ。

サントリーオールド・おまけ付き¥1200−。
この物価高の時に安くなったものだ。

運命のめぐりあわせの様に僕はオールドを手にしていた。

old


久しぶりのオールド。
おまけのボトルの蓋を押すと、トクトクとウイスキーを注ぐ音とともにあの懐かしい曲が流れる。




この年になり、オールドを一人飲む。
やっと今になって、ウイスキーの味がわかる。
今日はオールド・ロックで。
あのバーで働いていたお姉さんは元気だろうか・・?
そういえば6月が誕生日と言っていたっけ・・。そんなことも鮮やかに蘇る。

時はあまりにも早く流れるが、この琥珀色のグラスを傾ける時だけは時間が止まっている。

OLD IS NEW.

恋は遠い日の花火ではない・・。



今日はいつもより、心地よい酔いが。
多分、少しウイスキーが好きになった。


2008年06月14日Comments(0)TrackBack(0)My Favorite Things 

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