会いたい人がいる「続・三丁目の夕日」

昭和の時代・・。

それは僕たちが育った・・かけがえのない時代でした。

当時の僕は、その頃でも珍しい中心街の市営住宅に住んでいました。
もちろん内風呂などなく、銭湯でした。
家には電話もなく、呼び出しで親が電話をしていた記憶があります。
もちろん、その頃は電話などは僕には必要ではなく、毎日暗くなるまで・・遊んでいました。

三丁目の夕日1


自分の部屋などなく・・うちも含めて、夫婦喧嘩の声がこだまする環境でした。

自分の遊びエリアには、誰のものとは分からない空地があり、そこで暗くなるまで草野球をしたりしていました。

街の中心の百貨店「松菱」までは、歩いて数キロでした。
日曜日の度に松菱に出かけて、屋上でアイスクリームを食べていました。

そんな時代を共有できる漫画「三丁目の夕日」は、多くの本を捨てても捨てきれない大切な漫画でした。
短編オムニバスなのだけれど・・珠玉の話がありました。

そんなエピソードを集めて作られたのが映画
ALWAYS「続・三丁目の夕日」でした。

原作と多少違っていても・・見ているとあの話から来ているとすぐに分かります。

続三丁目の夕日2


映画は淡々としていて、僕から見るとどうってことのない、普通の話が続きます。
しかも、下町特有のおせっかいが・・。
まるでプライバシーなんてあったもんじゃない・・。

そんなうっとうしい環境の中で、子供たち(僕)は育ってきた。

時代は流れ・・あの頃普通だったことが、今普通ではなくなっている。
確かに時代は流れ、便利な世の中になった。
こうやってブログなんておこがましく、つたない文章を誰でも閲覧できる世の中になった。
メールもネットも便利だ・・。
でも最近はメールでプロポーズしたりするらしい。
果ては家族の会話もメールで済ませる・・なんてことも。

瞬時に情報が手に入り・・その人の声や表情が伝わらない。


映画が始まった・・。

平日の昼間。
僕の列は、僕一人。
ハンカチを持っていたのだが使うこともなく
人の目を気にすることもなく・・
思いっきり泣いた・・
涙が止まらなかった・・・

それはもうあの日に戻れないということの涙なのか・・?
あの広い空を見ることができない涙なのか・・?
人として普通に喜んだり悲しんだり・・そんなことの涙なのか・・?

過去を顧みるのではない。
今を憂いでいるのでもない。

素直の自分になって涙した・・。
それでいいじゃないか・・。
最近素直になることが難しい世の中だから・・・。

続三丁目の夕日3




2007年12月12日Comments(2)TrackBack(0)MOVIE 

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この記事へのコメント

1. Posted by a0266   2007年12月13日 04:56
> 最近素直になることが難しい世の中

なのに、大人が率先して素直になれず、世の中に迎合して流されているから子供たちがそれを見て、ますますその流れが増長し、真実が不明瞭にならざるを得ない世の中になっているような気がします。

そう。
大事なことを人の顔を見て話せない or 自分の意思を明確に伝える意思の持て無い、精神的ヒキコモリ大人が増えているのだと、狭間に立つ世代の私は痛感しています。


っしっっかし、今日も酔ったなぁ。(笑)
2. Posted by sunboy   2007年12月13日 23:58
a0266さん・・
いつもコメントありがとうございます。

僕も素直に中々なれない大人になってきたようです。
でも少しだけ偏屈な中年になりたいとも思っています。
「今の若い者はと・・」本気で言える・・そんな大人が少なくなってきました。逆に「今の大人たちは・・」です。
僕が本当に素直になれるのは・・こうして酔ってブログを書いている時とです。
それも・・少し寂しい・・・

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