ソウル一人旅・・(3)

しばらくブログから遠ざかっていたのに、なんか締め切りを気にしている売れない作家の様な気持ち。
たとえると、売れない小説を書いている「三丁目の夕日」の茶川さんみたい・・。

本当は芥川賞を目指しているのに、お金のため子供向けの「冒険王」の小説や、三流紙のエロ雑誌のカストリ原稿を書いている。

昨日、DVDで「ALWYS」を見てしまい・・。不覚にもまた涙してしまいました。

さて、思い立ったが一人旅・・二日目の朝・・。
朝起きて時計を見ると8:00。
異国に旅したときは、日本のことは忘れる・・。
NHKニュースも見ずに、まず朝のサウナへ・・。

ホテルからサウナまでの500メートル位の道のりを歩くのですが、これはどの国も同じ風景で、前日の歓楽街の名残を残しつつ、きっちりと朝の風景を迎えている。
夜と朝とでは、街の風景も違ってくる。

昨日までの喧騒が嘘のようだ。あの道を埋めていた屋台も見あたらない。
母国日本では(そんな大げさなものではない)、朝からサウナなんて入らないが、ここは開放感も手伝って、午前中サウナの人となる。

そう、あのサウナの窓から見る風景を写真に撮りたくて・・。
しかし、サウナに来て驚いたのが、夕方より混雑している。みなサラリーマンみたいだ。
朝風呂に入り、スーツを着て通勤している人が多く見られる。
このサウナには床屋もあり、朝出勤前にヘアーカットしている人も見られる。
そう、せわしなくソウルの一日が始まっているのだ。

でもsunboyはゆっくりと薬風呂に入り、サウナに向かう。
さすがにこの日もデジカメでサウナからの風景は撮れませんでした。

1時間ゆっくりと朝サウナに入りホテルに戻る。
驚いたことに、部屋の掃除が終わっていた。
部屋を出たときに「アンニョハセヨ」とホテルの人が声をかけてくれたのだが・・。
心付けを枕元に置いておくこともしなかった・・。

そしてホテルの部屋に戻り、綺麗になったベットにドスンと倒れこむ。
今日は何をしようか・・。

まずは、今ソウルの人たちの憩いの場所「清渓川(チョンゲチョン)」を歩いてみよう。

「清渓川(チョンゲチョン)」はソウル市内を流れる全長8キロメートルの川だ。
2005年の10月、大規模都市開発工事で復元されたこの川は、今やソウル市民の憩いの場所になっているらしい。

そして夕方から、ナンタでも見てみようか・・。

ナンタは「るるぶ」などを見ると必ず掲載されている、コリアン・エンターテイメントだ。

NANTA.jpg

韓国の伝統リズムである「サムルノリ」をベースにキッチンでまきおこる様々な事件をコミカルにドラマ化した非言語劇。

そして、昼は行列ができる「韓国粥」の店へ・・。
定番のアワビ粥をチョセヨ。

これも一人旅で気おくれしてデジカメに撮れず・・。
しかし、本当にマシッソヨ!!(美味しい!!)でした。

その足でタクシーに乗り「清渓川(チョンゲチョン)」の一言。
無言でタクシーの運ちゃん・・。目的地へ。

ソウル一人旅 (4).JPG

ソウルの人たちの憩いの地らしく、平日の昼間でも、多くの人たちが散策していました。

1時間ほど散策して、歩道に上がったら、ちょうどそこは「東大門市場」でした。
不夜城と呼ばれている「東大門市場」はまだ昼間の静けさだ。

ナンタを16時に予約したので、タクシーを拾おうとしたのだが・・ここも繁華街で、なかなかタクシーが捕まらない。
15分程手を上げ続けて、やっとタクシーの人に。
「ナンタ」一言で言葉は通じる。

15時半にはお目当ての「ナンタシアター」に到着。

ソウル一人旅 (10).JPG

シアターに着いて驚いたのが、ほとんど日本人観光客・ツアーで一杯でした。
客席はほとんど満席。ツアーが苦手なので、少し気持ちが引いてしまいましたが・・NANTAは素晴らしかった・・ハラショーでした。(これはロシア語でした)

約1時間半のステージですが、時間の長さを感じなく、またエンターテイメントとしても見事でした。
これは韓国の文化が、少しも日本に劣らないと感じさせるには充分のステージでした。
いや、本当に見てよかった・・。
もう一度見たいと思いました・・。

シアターを出た時は、夕暮れ時・・。
一度ホテルに戻り・・今日は何を食べようか・・。
その前に・・ひと汗流そう・・・。

しかし、この開放感は・・たまらない・・。

でもやっぱり、シーナさんにはなれそうもないね・・。ふ〜。


2007年05月19日Comments(0)TrackBack(0)Asia 

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