もう一度「小さな恋のメロディ」

5月の風のエントリーで「小さな恋のメロディ」についてふれました。

この映画は、僕の生涯ベスト3に入る名画です。
そしてこの映画のサウンドトラックも僕の大好きな1枚です。
思い立ったらすぐ行動・・。ガサゴソCDを探しました。

この映画は、小学生のダニエル(マーク・レスター)とメロディ(トレーシー・ハイド)の淡い恋の物語でした。
恋するあまり、学校をサボりデート。ダニエルの親友オーンショー(ジャック・ワイルド)との友情・・。
「結婚したい!」と大人たちに宣言するダニエル・・。

一度は友情が壊れた親友オーンショーが、クラスメートとみんなで結婚式を挙げる。

今のような特撮もないし、有名な俳優が出演していたわけでもない。しかし、全編に流れるビージーズやC・S・N・Yの心に残る楽曲。

さりげないシーンに、貧富の悲しさや大人たちの哀歌が見事に描かれた名作です。

メロディの可憐な美しさや、イギリスロンドンの下町の風景など、映像も素晴らしいです。

ダニエルとメロディがかけおち?をしてトロッコで草原を駆け抜けるラストシーンは涙涙・・です。

出演者がほとんど子供たちですが、今の大人たち、もちろん子供たちにも見てもらいたい作品です。
どこか昨年に公開された「ALWAYS~三丁目の夕日」の洋画版の様な、そんな映画です。

そんな「小さな恋のメロディ」のエントリーをもう一度アップます。

『大人って怪物知ってるかい?分別臭くって、一方的で、形式的でまったく扱いにくいったらありゃしない。子供のことなんかわかろうとしないんだ。それは、自分が一足とびに大人になったと思っているから・・。
本当はだれも、はじめは子供だったのに・・・・・・」(映画・オリジナルパンフレットから引用)

小さな恋のメロディ.jpg

イベントに使う音楽って、すごく大切だと思います。
イベントを開催するに当たり、そのイベントが、どんな観客を対象にしているか・・・?てすごく考えます。しかしながら、そのイベントの音響を担当する人が、自分の好きな曲を流したするのが多いですね。
たとえば、大道芸でお客さんが、小さな子供から、杖を突いてくるお年寄りの人だったら・・・、そこには、ロックは合いませんね。ましてや、R&BやJAZZなんて・・・。僕がよく仕事をする日曜日の昼間の時に、音響さんに頼んでBGMとして流してもらうのが、この映画「小さな恋のメロディ(サウンドトラック)」です。

小さな恋のメロディ3.jpg

僕の大好きな映画のサウンドトラックですが、この映画が、初めて音楽と映画が一つになった最初の記念すべき映画ではないかと思っています。
※「サウンドオブ・ミュージック」や「ウエスト・サイド物語」の様なミュージカルとは違います。

後に、「サタデー・ナイト・フィーバー」や「フット・ルース」の様な、映画に使われている音楽が脚光を浴びますが、「小さな恋のメロディ」はまさに、そのさきがけの映画ではないでしょか。

日曜日のロンドンの下町、そんな風景をカメラが移しながら、アコースティックギターのイントロから始まる「イン・ザ・モーニング(ビージーズ)」で映画が始まります。メロディ(トレーシー・ハイド)が、町の金魚売のおじさんから買った金魚のグラスを掲げている時に流れる「メロディ・フェア(ビージーズ)」。ダニエル(マーク・レスター)が、運動会で徒競走の時に流れる「ラブ・サムバディ(ビージーズ)」。ダニエルとメロディが、雨にぬれながらデートをする時に流れる「若葉のころ(ビージーズ)」。

マークレスター.jpg

そして、オーンショー(ジャック・ワイルド)が、駆け落ち?をする二人を、先生(大人たち)から逃がし、トロッコに乗って草原の中を駆け抜けていくラストシーンで流れる「ティーチ・ユア・チルドレン(C・S・N・Y)」。今聞いても、褪せる事のない名曲の数々。
音楽と映像がこれほど一つになった映画は、あれから数十年経ちますが、いまだにありません!(個人的に)。

メロディ.jpg

また、それ以外にも、スペリオ(縦笛)を使った「スピックス・アンド・スペックス」や、TV効果でよく使われる「シーサイドー・バンジョー」など、きっと耳にした事がある曲がぎっしり詰まった名盤です。音楽を聴いて泣いたり笑ったりしますが、これほど鮮やかに映像が浮かぶミュージックはそうざらにありません。

「夜空に星が輝いている事を知っている人、ブランコにのれる人、口笛の吹ける人、そして、楽しい時に笑えて哀しい時に泣ける人、そんなそんな人に、子供も大人もなってほしいと願っているみたいだ。
『結婚したい』ダニエル君とメロディちゃんは思う。でも、大人たちはモーレツに反対する。なぜなんだ。いっしょにいたいから結婚したいだけなのに・・・・。(映画パンフレット引用)」

小さな恋のメロディ2.jpg

大人になった僕がイベントで流しても、違和感のない、むしろ、今だから聞きたい音楽が、この一枚に詰まっています。
このCDの中には、僕たちが忘れてしまった、そして、今の子供たちも無くしつつある生き生きした素敵な世界が・・あります。』


2006年05月10日Comments(0)TrackBack(0)Smile&Cry | MOVIE

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