6.男の人生には色んな事があるのです

私的な話です。

人には、誰にも人生を決めてしまうような本や映画や音楽や・・・そんな出会いがありますね。たった一冊の本が、音楽が、映画が、この先の自分の人生も変えてしまうことがあります。僕にとって、それは、再放送で見た「俺たちの旅」でした。

俺たちの旅.jpg

「夜這いをしたことありますか・・・先輩・・・」

グズ六の所に転がり込んだ、カースケとオメダ。新六(グズ六)が、大家の娘紀子さんに対して、いつもグズグズしているのを見かねて・・夜這いを進めたのだ。

グズ六
「お前らが・・・お前らが来るまでは・・何もかもうまく行っていたんだ。それを、お前たちがメチャクチャにしたんだ・・・畜生・・!」

カースケ「夜這いしましょう」

グズ六「夜這い??そんな下品なこと俺にできるか!」
カースケ「下品?何が下品なんですか・・・。夜這いは男が女に言い寄る古典的な方法ですよ!」
グズ六「経験あるのか、お前」
カースケ「ありますよ・・イチコロ・・!男が女を説得するのは、男の腕の中でしなきゃ駄目だっていう格言もあるじゃないですか!」
グズ六「誰がそんなこと言った」
カースケ「僕ですよ・・・(笑)・・。オメダ・・、お前。部屋を偵察に行って来い!」
オメダ「いやですよ、それじゃ痴漢じゃないですか」
カースケ「紀子さんは俺たちの事で怒ってんだぞ・・・!友だちとしてそのくらいのことしてこい!」
オメダ「先輩・・・、本当にやるんですか?夜這い・・・?」
グズ六「や・・やってもいい・・・」

オメダが部屋を偵察に忍び込む・・・。部屋の配置をメモに書き込む。

オメダ「ここが窓で、ここが机・・・、ここにベットがありその下にもぐりこめば大丈夫!」
カースケ「お前、のぞきの素質あるんじゃないのか?」
オメダ「へ、変なこと言うな!俺はただ先輩のためを思って・・・!」

予行練習したその夜・・・
カースケ「成功を祈ってます・・」
グズ六「ありがとう・・・」
新六(グズ六)は、ドキドキしながら窓から部屋には忍び込んだ・・・・

オメダ「成功すると思うか・・・。カースケ」
カースケ「紀子さんは、グズ六が好きなんだ・・・。好きな男が来て騒ぐわけないよ・・・」

紀子の部屋の扉が開いた・・・。可愛いピンク色のソックスがグズ六の目に入った・・・・
グズ六・・・深呼吸の後、ベットの下から飛び出した・・・・!!
「紀子さん!紀子さん!ぼ僕は・・・あ・・・・!?」

びっくりして叫んでいる人はなんと、紀子さんの母、綾子だった・・・。

その1時間後、3人はリヤカーに布団や家具を載せて、坂道を登っている。3人とも家を追い出されたので。

カースケ「自分の好きな人の足と、おふくろさんの足の区別もつかないんですか?」
グズ六「派手なピンクのソックスをはいていたんだ・・・・!」

見送る紀子
「お母さんの馬鹿!足が冷えるからって、私のソックスなんかはくことないじゃないの・・。いい年してみっともないわよ!」

やっと転がり込んだ井の頭二丁目「食堂いろは」
その2階で、1枚の布団を前にして3人が座っている・・・・。

グズ六「ひとつだけ聞くけどな・・・カースケ・・・。お前、本当に夜這いしたことあるのか・・・・?正直に言え!」
カースケ「ありません、俺は先輩を元気づけようと思って」
グズ六「何・・・!!、俺は、部屋を探す・・・!お前たちと一緒に暮らしたのがそもそもの間違いだったんだ・・!俺の人生を何もかもメチャクチャにしたんだ・・・!」

グズ六・・ひとりで家財道具を持って出て行ってしまう。

布団も何もない部屋で黙って二人でたたずんでいる・・・

外に出たグズ六を待っていたのは紀子さんだった・・・
「お母さんが、あなた一人だったら、家に置いてもいいって・・。ハイ、鍵」

部屋で布団に入るグズ六・・・
「寒いよな〜、あいつら、布団ないもんな〜。寒いよ・・・・」
ぶつぶつ言いながらまた、荷物をリヤカーに載せて一人坂道を登る・・・

いろはの部屋の前にに布団を抱えて汗だくのグズ六がいる・・・

今回の詩(第六回放送)

馬鹿げたこと、
一緒にやった友達ほど
いつまでも
忘れられない





2005年06月13日Comments(0)TrackBack(0)俺たちの旅 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 

Copyright 2004-2007 Free Flight Inc., All rights reserved.