風の歌・・つちだきくお(3)

「黄色いヘルメット」その唄は、小浜島のヤマハリゾートはいむるぶしの当時支配人だった山本さんの事を歌った歌でした。
山本さんは、ヤマハの社員でありながら、黄色いヘルメットをかぶりホンダスーパーカブに乗って、園内と島を走り回っていたそうです。
小浜島に関西弁を広めた人とも言っていました。
その人が、もうこの世にいないこと。そして、島の人から愛されていたと言うこと・・・。そして、山本さんの碑がヤマハリゾート「はいむるぶし」に建立している事を知りました。

小雨が降る中、つちださんはその唄を唄ったのです・・・。




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なんだか、泣けて泣けて・・・涙が止まらないのです。
見たことの無い小浜島、島を走る黄色いヘルメットの山本さんの姿が目の前に浮かびました・・・。

もう一回、頑張ってみるか・・・

そう思いました・・。

そして、月日が流れたのです・・・。
当時、パソコンも無く、携帯電話も出始めでしたので、今の様に情報が瞬時に分かる時代ではありませんでした。そして、つちだきくおの名前も、山本さんの名前も、そして小浜島の名前すら記憶から消えていきました・・・。

ただ、あの「黄色いヘルメットが・・・、島を駆け巡る・・」のサビだけは覚えていたのです・・。

sunboyがPCを買ったのが2001年、インターネットもメールも分からず、試行錯誤していました・・・。
やっと、ADSLを導入して、ネットサーフィンに夢中だった頃です。今から、2年前、ふと、小浜島と言う名前を思い出しました・・・。グーグルでこはまじま・・・と検索したら・・・つちだきくおの名前が出てきたのです・・・。そうだ、つちだきくおだ・・・。鮮やかに、記憶が甦りました。そして、つちださんにメールをしたのでした・・・。

そのメールを添付しながら、つづきは次回にします・・・・。
「突然のメールで失礼します。
わたくしは、静岡県浜松市に住む、sunboy(本当は本名です)といいます。
○○○という音響・照明の小さな会社をしています。
長くなりますので、話を整理して書きます。

自分が、独立して間もない頃、もう5.6年も昔(もっと前かも
知れません)。僕は、○○○のイベントや、音響・照明の仕事をしています。
静岡県の○○ゴルフ場の夏祭りの照明の仕事で、初めて
つちだきくおさんのコンサートを見ました。それは仕事でしたが・・
ギター一本片手に歌う姿に、仕事を忘れ感動しました。
当時、台風の話をしていて、風速80メートルの台風の体験談
をなさっていました。
僕は、仕事を忘れ、あまりの感動に涙を流していました。
当時、あの「花」と言う歌を歌い、最後に、ヤマハリゾート「はいむるぶし」
の人の歌(曲名は分りません・・すみません)もう、亡くなってしまって
いる人?の歌を聴きました。こんな、素晴らしい人がいるのだと
思い、当時、パソコンも無いし、とにかく手のひらに「つちだきくお」
とマジックで書きましたが、その日は、終演時間には雨が降り
夏の仕事の汗とも混じって、つちだ・・・しか分りませんでした。

しかし、あの感動は忘れる事ができず、あのギター一本で歌った
「花」そして、はいむるぶしのおじさん(失礼します)の歌がどうしても
忘れないでいました。

何年か経ちました。独立して、何とか生計を立てて、いつか「はいむるぶし」
を心に頑張ってきました。偶然にも、ちゅら島のHPを見ていて、
「つちだきくお」の文字を発見しました。

どうしても、あの歌が聞きたい。その想いで、このメールを書きました。
何とか、CDが手に入らないものでしょうか?
まずは、メールで想いを伝えたくて・・・・

おかげさまで、この不況時に、何とか頑張って仕事をしています。
でも、浜松から「はいむるぶし」は遠く、とても自営業としましては、
まとまった休みは取れず、でも歌は聞きたいと言う想いはつのる
ばかりです。

失礼なメールで申し訳ありません。これから、HPで、もっとつちださん
の事を知りたいと思っています。
これからは、小浜島は素敵な季節になるのでしょうね。
近いうちに、必ず行きます。それを胸に、明日から頑張ります。

つちださんも、益々のご活躍期待しています。」






2005年05月13日Comments(0)TrackBack(0)START 

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