からいはうまい

sunboyが読んでいる本を紹介して行きます。
昨年タイに行った時に、現地代理店の品川さん(関西出身の楽しいおじさん)に、「タイにきたら、タイスキ!うまいでっせ・・・!」と紹介された、タイスキなる食べ物。これは、日本で言えば、しゃぶしゃぶのタイ版みたいなもので、沸騰した鍋の中に、肉や野菜、魚介類を入れて、薬味をつけて食べると言うものでした。

タイスキ.jpg

タイスキ2.jpg

入れるものは、とにかく安い。海老80バーツ(約240円)、蟹80バーツ(約240円)、肉50バーツ(約150円)、白菜20バーツ(約60円)等。二人で腹いっぱい食べて飲んで2.000円位という、タイ式鍋突っつき料理でした。
日本と違うのが気温が30度、冷房もあまり効いていないところで、汗を流しながらハフハフ食べるもので汁自体には、味が無いので薬味をつけて食べると言うものでした。
薬味は、醤油、にんにく、そこにねぎを刻んだようなものがありました。僕は、海老・貝・野菜を醤油とねぎらしきものと一緒にハフハフしたのでした・・・・が、口の中に爆弾が落とされたような痛みに襲われました。そのねぎらしきものは、青とうがらしの刻んだものでした。初めて食べる青唐辛子、それは、辛いではなく痛いのでした。舌が痛くて、痛くて!しゃべれずに、近くにあったおしぼりで舌を拭いて、固形のものを口に入れると痛いので、痛みが収まるまでの約15分の間、ひたすら舌を拭いてビヤシン(下記写真)を飲み続けました。その間、一緒にいた友人は、僕の様子を見て、青唐辛子は入れずに、タイスキとビヤシンで至福の時を過ごしていたのでした。

ビヤシン.jpg

そんな、世界の辛い料理を、作家の椎名誠が書き綴った本を読んでいます。題名「アジア突撃極辛紀行 韓国・チベット・遠野・信州編/からいはうまい」椎名誠著、小学館文庫¥730。唐辛子大国「韓国」やチベットの激辛料理、そして日本の名だたるワサビ料理・ブームのからし大根など、食と旅行が一つになったお買い得?な一冊です。辛さは文化だ・・・、僕もタイのタイスキに文化を見たのでした。

からいはうまい.jpg

最後に、年末に届いた品川さんのメールは、「こんにちは、品川です。ありがとうございます、私も店も大丈夫です。ビーチ沿い、バングラ、ピピ島、被害大です。*では又遊びに来て下さい、待ってまっせ!」でした。




2005年01月05日Comments(2)TrackBack(0)BOOK 

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この記事へのコメント

1. Posted by テイクワン   2005年02月11日 17:23
某友人は、様子を見てというより、タイの薬味は激辛という前年度の経験に基づく直感で避けていたのではないでしょうか。外見ほとんどタイ人だから大丈夫かな・・と思い様子みていたかも(笑)
2. Posted by sunboy   2005年02月11日 23:31
某友人のテイクワンさん。コメントありがとうございます。Nojeeに頼んで、テイクワンさんのブログも作りましょう。テイクワンさんとのパタヤ珍道中も書いてみたい・・・・(笑)

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